丸鶏醤油ら~麺+味玉@間合AWAI・江東区西大島
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中華そば 間合AWAI
江東区北砂3-32-18 岩?ビル1階
つい先日の11月7日に、東京の三大銀座の一つ砂町銀座商店街にオープンした新店。評判がそこそこ良さそうなので訪れた。平日の11時半にお店に着くと先客はゼロ。店主さんとフロア担当の女性の2人体制で営業している。メニューは丸鶏醤油ら~麺とニボシリップス(油そば)の2種類だけで、ラーメンを味玉トッピングでお願いした。850円+100円。なお、券売機は無く口頭注文、退店時支払いというシステム。
麺は幅3mmほどの縮れた平打ちで、思いのほか厚みもある。やや硬めに茹でられているので歯応えがあり、噛んでいると徐々に弾力が現れてプリプリ、そしてモッチリへと食感が変化していく。中華そばでこの手の麺は相当珍しいと思うが、スープとの相性も良い美味しい麺だ。ラーメンデータベースのレビューによればカネジン食品の麺だそうだ。スープを口に含むと、まずは節系と思われる魚介風味が広がり、少し遅れて鶏の旨味が追ってくる。丸鶏というネーミングなのでもっと鶏が強いのかと想像していたが、鶏風味は穏やか。想像だが、出汁には昆布や香味野菜等も使って複雑で重厚な旨味を引き出しているように思う。醤油はカドが取れて円やかだがしっかりと香る。以前にはしょっぱいというレポートをいくつか見かけたが、この日は塩加減もちょうどよく不満な点は皆無。チャーシューは厚みが1?ほどもある分厚いバラ肉で、お箸で簡単にほぐすことができるくらい軟らか。ただ、その分、旨味が抜け気味だったのは惜しい。味玉はねっとりとした黄身がゼリー状に固まっていて好みの出来。メンマはシャキシャキで歯触りがよく、特有の発酵臭はほとんど感じなかった。
砂町銀座には似合わないようなレベルの高い醤油ラーメンだ。煮干しが香る油そばというのも気になる。
・お気に入り度:〇
Albums: 東京のラーメン・その3
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