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亀ひもあぶらそば・こっさり煮干@かめ囲・調布市

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Photos: 亀ひもあぶらそば・こっさり煮干@かめ囲・調布市

Photos: 塩肉セアブラ・背脂多め@アナタゼッタイセアブラタリテナイ・豊島区巣鴨 Photos: 塩らーめん+燻製たまご@しののめヌードル・江東区亀戸

手打麺祭 かめ囲
  調布市菊野台1-55-1 GraceLife神代4

 Twitterに標記メニューが「20食ご用意御座います。」とあった。これまでも何度か提供されている限定メニューだが、提供数が5食とか10食だったのでハードルがかなり高かった。しかし、今回は20食なので早めに行けばありつけそうと希望を抱いて向かった。お店に着いたのは10時半で、先客は7人と予想よりも少なく、これなら確実に限定ゲットと胸をなでおろした。青空の下、夏の直射日光はきついが、この日は思いのほか風があったのは幸いだった。開店10分前になると年配の男性店員さんが出てきて、限定メニュー希望のお客に対して注文取りを始めた。亀ひもあぶらそばのノーマルバージョンは1000円、特製にすると1370円で、また、味付けにはこってり鶏油とこっさり煮干の2種類あるので、各人ごとにその二つを確認し、併せて代金徴収も行っていた。自分も標記のようにお願いし1000円を支払った。
 入店から20分後の11時20分過ぎにようやく配膳された。8番目の客だからそれくらいかかるのも仕方がない。丼の底に塩ダレと香味油が張ってあり、その上に超幅広な麺、ポークステーキ、チョコレート色のメンマが載り、、メカブを混ぜたすりおろし山芋のようなものが添えられている。薬味はみじん切りの紫タマネギとブロッコリースプラウト。超幅広麺にタレと油が絡むように何度か底からざっくりと混ぜる。麺は幅3cmから4.5cmほどもある手打ち、手切りの自家製超幅広中華麺。群馬県桐生市の名物ひもかわうどんぐらいの幅はあるものの、麺肌はそれほどツルンとしておらず、色も当然のことながらうどんのような白色ではなく、中華麺らしい黄色味を帯びた薄褐色。凪@東京都新宿区のいったん麺にも見た目は似ているが、おおよそ2~3mmくらいといったん麺よりも厚みがある上、滑らかさに欠ける。このため、ほどよい硬さはあるものの容易に噛み切れ、その後は軽めのモチモチとした食感に変わる。よく見れば細かな粒々が見えるので全粒粉入りのようで、そのためか小麦の風味がしっかりと感じられる。当然、すすることなど不可能で、ガブリと食らいついてモグモグ食べ進める感じ。タレと油のどちらに煮干しの風味を載せているのかは分からないが、時折煮干が強めにフワッと香り小麦の風味とナイスマッチ。肉はチャーシューではなく豚肩ロースのステーキなのはこってり鶏油(http://photozou.jp/photo/show/3181738/269985964)と同じだし、チョコレート色のメンマも変わりないので詳細は略。正体不明のすりおろし山芋のようなものは、少しごわっとした感じがする幅広麺の食感に対するアクセントとして機能していて、加えて、薬味のカイワレや刻んだ紫タマネギと同様、これらが口に入れば煮干しや香味油とは違った味わいをもたらしてくれる。
 最後は、油そばを頼むと付いてくる、小型湯飲みに入った香り高いいりこスープで口の中を洗い流してごちそうさま。

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