お山めぐり・一の峰2
それぞれの神蹟のご祭神が祀られている後方は小高い丘のようになっていて個々人が各自の家で祀っている「私の何某稲荷明神」をここ稲荷山で祀っていて「お塚」と呼ばれています。
これらの神様は稲荷大社では稲荷大神の化身としていますが どう考えても関係なさそうな神様もおられ、個々人が霊験あらたかな山で祀りたいとする一種の信仰が明治時代以降大流行したそうです。
神社の境内に何故そんな勝手なこと許されるのか?と思ってたのですが、明治維新の上知令で稲荷大社は境内地が現在の1/13になってしまった時期があり、その隙に乗じて?「私の塚」が次々に据え付けられたのだそうです。いくら禁止の札を出しても増えるばかりで、とうとう神社側は七つの神蹟の周辺のお塚は認知することになったのだとか。
Albums: 日々是好日
Tag: 伏見稲荷
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Comments (2)
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何でもあり、の時期があったのですね。ホンマに混沌としてます。
今でも三ツ辻から北の方を降りてくる参道沿いは伏見稲荷のようで伏見稲荷でない、ジャンジャン、ですよね。07-15-2021 21:27 キューチャン (36)
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キューチャンさん、以前に三ツ辻から北ルートを降りたときに色んな神社に遭遇しました。なんじゃこりゃ?そのときの疑問が今回のツアー参加に繋がりました。
07-17-2021 11:19 kame (11)
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